
出来る限り長生きしたい。
せめて子供たちが独り立ちして、孫が独り立ちして、ひ孫の顔を見るくらいまで。
子供たちが結婚してくれるかはわかりませんが。。。
こんばんは。
厚生労働省から発表されている最新の「人口能動統計」では2016年の死因順位がまとめられています。
その統計によれば、第1位は相変わらず「悪性新生物」、つまり「がん」です。
死因第10位までは以下の通りでした。
| 1位 | 悪性新生物(がん) | 28.5% | 372,986人 |
| 2位 | 心疾患 | 15.1% | 198,006人 |
| 3位 | 肺炎 | 9.1% | 119,300人 |
| 4位 | 脳血管疾患 | 8.4% | 109,320人 |
| 5位 | 老衰 | 7.1% | 92,806人 |
| 6位 | 不慮の事故 | 2.9% | 38,306人 |
| 7位 | 腎不全 | 1.9% | 24,612人 |
| 8位 | 自殺 | 1.6% | 21,017人 |
| 9位 | 大動脈瘤及び乖離 | 1.4% | 18,145人 |
| 10位 | 肝疾患 | 1.2% | 15,773人 |
がんによる死因は年々増加しており、今後も増加していくと見られています。
がんにもいくつも種類がありますが、がん細胞は人の免疫機構を狂わせる性質があります。
通常、人はリンパ球の一種のT細胞の持つ免疫力によってがん細胞を排除することができます。
しかし、がん細胞はこの免疫のシステムを狂わせ、T細胞に
「僕は悪い細胞じゃないよ」
と、認識させ、T細胞からの攻撃を回避するようになります。
この状況が、がんの厄介なところのひとつと言えるでしょう。
しかし、現在はこの免疫力の低下を防ぐ「免疫療法」という治療法の研究も進められています。
新型のがん治療薬として2014年9月に小野薬品工業から発売された「オプジーボ」。
これはメラノーマ、いわゆる皮膚癌の治療を目的として研究され、後に肺癌や腎細胞癌にも効能が認められた治療薬です。
がん細胞の持つ免疫逃れのシステムを破壊し、自身の持つ免疫力を持ってがん細胞に打ち勝つことを手助けする。
とても、理想的な治療法と感じますが、問題があるとすれば、その治療薬がとても高額ということです。
発売当初、「オプジーボ」は100mg瓶一本で73万円という価格で販売されました。
これは1人の患者さんが1年間使用した場合、約3500万円にもなる価格です。
生死が掛かっている問題とは言え、この金額はおいそれと出せるものではありません。
実際は健康保険や高額療養費制度も適用される為、患者さんが自身で負担する金額は3500万円の5%程度になるそうですが、それでも170万前後になるようです。
では、実際に掛かる残りの95%の約3330万はどこから持ってくるのかと言えば、皆さんが負担している保険料でカバーしているわけです。
現在、この「オプジーボ」の投薬で病状が改善されるであろう患者数は5万人程度と言われておりますが、その全ての方に「オプジーボ」を毎年投薬した場合、医療制度側の負担額は1兆7000億円程になります。
ちなみに、2016年度の日本の国民医療費は41.3兆円です。
約4%の増加といえば、その程度と思われるかもしれませんが、少子高齢化によりその負担額は少しずつ増えていくことも予想されます。
この高額問題により、2017年2月に「オプジーボ」の薬価は約半額の36万5000円となりました。
そして、今年4月さらに24%引き下げられ、28万円となりました
薬価というものは国が決める公定価格の為、製薬会社で勝手に決めることは出来ません。
その薬を作るためにどれだけの原価が掛かったのかなどはもちろん金額設定には考慮されますが、約3年で価格を6割近くも下げられてしまって、製薬会社側は大丈夫なのかと思わないでもありません。
実際に、製薬会社の小野瀬薬品工業の相良社長は、2018年度に対し、
「本年度は厳しいスタートとなった」
と話しているとのことです。
新しい治療法の研究、開発。
少しでも病に苦しむ人が少なくなり、治療が進むことは大変に喜ばしく、明るい未来の話題とも言えます。
しかし、なにをするにしても、お金は掛かる。
研究も開発も製造もタダでは進まない。
それは当然のことではあるわけですが、最初にお金という概念を生み出した人は悪魔みたいな頭脳の持ち主だったんだろうなぁと思います。
お金がなければ、人は今でも農業と牧畜と狩猟だけで暮らしていて、こんなにまで世界が発展することもなかったんではないかと思わずにはいられません。
お金って凄いなぁ、、、
そう言ってると、なんだかちょっと残念な感じもしますが。
それではまた。
/ ブ ロ グ ラ ン キ ン グ 参 加 中 で す \
\ 応 援 よ ろ し く お 願 い 致 し ま す /
やはり、お金がないとダメなのか、、、

