
お願いだ。
どんなことでもいいから。
こんばんは。
休みの日。
娘と二人、リビングで並んで勉強していると、後から息子もやってきて勉強を始めました。
それはとてもいい。
自分もやろうと自ら動くことは素晴らしいことです。
でも、自分のノートを広げる際に、僕が広げている参考書に隠してしまう。
なぁ、そんな風にしたら、パパ見えなくなっちゃうじゃん。
その僕の言葉で、フリーズする息子。
言葉を発することなく、無為の瞳でこちらを見つめるだけ。
え?
なんで?
いや、そういう風にしたら、パパの見えなくなっちゃうじゃん。
もう一度、息子の顔を見て話す。
それでも無言のまま。
え?
どういうこと。
理解が及びません。
いったい何を考えているのか。
何も考えていないのか。
この無言の状況はなんなのか。
何故、シカトなのか。
その目はどこを見ているのか。
色の消えた瞳。
人のやっていることは邪魔しないようにしないと。
邪魔しちゃったら、謝ることくらいしないと。
「、、、ごめんなさい」
絞り出すように、、、ではなく、言われたから言ったという感じ。
それは意味があるんかね。
そして、そのままフリーズしたまま。
この状態では、何を言ってもダメ。
それは分かってる。
というわけで、しばらくそのまま見守る。
見守るけども、何も進まない。
とりあえず、少し離れる。
しばらくすると、動き出した。
でも、それだけ。
まるで、何もなかったかのように。。。
これではダメな気がする。
そう思いました。
人は何かをしている時、邪魔をされたら、嫌な気持ちになる。
程度にもよるかもしれないけど、わざとじゃなくても、うっかりでも、「ごめん」とか「失礼」とか言葉にする。
そういうのは大事だと思う。
もしかして、そういうのが分からないのだろうか。
というか、そんな些細なことで、、、
と思われるかもしれないけど、そういう細かいことへの気配りは社会で生きていくなら絶対必要になる。
それは分かって欲しい。
少し、いやらしいけど、目には目を、、、か。
しばらくして、テレビでゲームで遊び始めた息子。
ちょっとしてから、チャンネルを変えてみた。
「これ、オンラインで、他の人にも迷惑かかるんだけど!!」
凄い、勢いでしゃべる。
なるほど、他の人への迷惑という感覚はあるのか。
他の人への迷惑?
そういうの分かるの?
僕のその言葉に、息子はまた無言になりました。
やってることを邪魔されるとどう思うの?
嫌な気持ちにならないの?
パパは今、すぐに言葉を返しちゃったけど、、、
もし何も言わないままで、黙ってたらどう思う?
意味わからん、てならない?
無言は続く。
失敗した。
すぐに言葉にしたら、再現にならない、、、
ここは黙って反応を見るべきだった。。。
でも、仕方ない。
このまま進むしかない。
無視をするのが一番ダメだと、パパは思う。
何を考えているか分からないから。
どんなことでもいい。
言葉にして欲しい。
思っていることをそのままでも、取り繕ってもいい。
とにかく話をして欲しい。
どんなことを言っても怒らない。
そう伝える。
罵詈雑言や暴言であっても、注意はするけど、怒らない。
今のうちになんでも言葉にして、失敗したらそれでもいい。
良くない言葉や、言っていいこと悪いことはいくらでも教える。
外の世界では口は災いの元なんて言葉もある。
でも、ここにはパパと家族しかいない。
いくらでも失敗していい。
失敗して、そこから学んでほしい。
そう、伝えました。
あのさ。やってること邪魔されたら、嫌な気持ちにならない?
改めて、息子にゆっくりと聞く。
そして、ようやく息子が口を開きました。
「ものによっては邪魔にされたらヤなこともある」
???
それは、どういうこと?
何かやってても、邪魔されても別にいいってことがある、ってこと?
「そういうものもあると思う」
あると思う?
パパはあなたに聞いているんだよ。
邪魔されてもいいものがあるんじゃないの?
具体的に何なら、邪魔されてもいいと思えるの?
パパには想像がつかないから、教えて欲しい。
「面白そうだなって始めて、そうでもなかったこと」
そういう概念的な説明じゃなくて、具体的なことを教えて。
なんかのゲーム?
そんな、邪魔されてもいいなんてことあるの?
「えっと、、、」
言葉はない。
邪魔されていいことなんて、パパはないと思う。
これだったら邪魔されてもいいなんてことを人は始めないし、始めても邪魔される前に多分やめる。
あなたにも思い当るもの、ないんじゃないの?
「、、、分からない」
???
分からない?
パパは別になぞなぞを出しているわけじゃないんだよ。
あなたが、邪魔されていいものがあるならあるし、ないならないじゃないの?
「、、、ないと思う」
そういう時は、ないと言うんだよ。
だってないんでしょ。
他の人のことを聞いてるんじゃないんだから。
あなたがないと思ったのなら、それはないんだよ。
そして、息子はないと答えました。
やってることで邪魔されていいなんてものはないと。
これは、言わせてしまったかもしれない。
でも、最後は自分の言葉で話してくれたようにも思えました。
子育ては難しい。
子ども達は子ども達で何かを考えている。
でも、伝えてくれなければ伝わらない。
それは僕も同じ。
伝えなければ、伝わらない。
言葉にしなければ分からない。
だから、言葉にして欲しい。
言葉にしてくれたら、分かる。
僕の考えと違えば、伝えられる。
使っちゃいけない言葉も教えられる。
一言多かった時、相手にどんな印象を与えるかも説明できる。
だから、今は思うように。
ありのまま、話してくれればいい。
ここは、あなたの家なんだから。
ここで練習して、そして学んでくれればいい。
そう伝えたら、分かってくれたように思えた。
これからはきっと僕の胆力も試される。
でも、NOコミュニケーションよりよっぽどマシだと。
そう確信しています。
それではまた。
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普段は何でも喋るのに、何か注意するとだんまり。
それをどうにかするための試行錯誤は、まだまだ続きそうです。
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怒られると子どもはフリーズする。
そういうものだとは分かってる。
フリーズした後になかったことにしないのが大事なんだと思う。






