
あの頃の俺たちの想いも時代劇も、やがて忘れ去られる日が来るだろう。
だが、今日がその日ではない。
こんばんは。
今という令和の時代。
誰もが精いっぱい生きている。
それは、疑いようもなく、僕もそんな一人で。
今を精いっぱい生きているのか?
そんな質問をされようものならば、ムッと腹が立つというもの。
自分、自分なりに精いっぱいなんすけど。
そんな言葉がすぐに出てくるくらいに。
でも、作品で思い知らされるとぐうの音も出ない。
頭を思いっきり殴られたような感覚。
面白い。
そして、思い知らされる。
侍タイムスリッパー。
2024年公開の日本映画。
幕末を背景に時代劇を題材としたコメディ映画。
観るのは3回目。
コメディ映画をただオモシレーと観てたはずなのに、今回はシリアスの重い部分に気付いてしまい、胸が抉られてしまった。
時代がどう変わろうと、人は今を精いっぱい生きている。
でも、僕は、自分のことだけで精いっぱいだ。
自分の手の届く範囲、手を伸ばせば届く範囲を守るだけで精いっぱいだ。
でも、ほんの180年前の日本には、本気で国を変えようとしていた侍たちがいた。
そして、変えまいと生きていた侍たちがいた。
幕末という混乱を極めた時代。
そこを生きた誰もが高い志を持っていたとは思いません。
きっと堕落した毎日を送っていた者も、親のすねをかじって生きていた者もいたでしょう。
それでも、多くの作品で描かれるように、多くの人間が国を思い、それぞれに動いていた。
きっと歴史に名を残していない人たちも多くいたのでしょう。
「
日ノ本 は良い国になったのですね。こんなうまい菓子が、誰もが口にすることができる、、、豊かな国に」
そのシーンを観た時、震えるものがありました。
自分たちが戦い、血を流したその先が、こんな豊かな時代に繋がっていたのだと。
そう涙する侍に、グッとくるものがありました。
豊かな国、日本。
そんなに豊かじゃねーよと。
物価はどんどん上がっているし、その割に給料は上がらねーし。
富の二極化とか、格差が広がってるとかいうし。
でも、それは自分の話だけ。
自分がつらい。
自分が大変。
だから、自分のために、自分を変える。
自分が変わる。
自分の生活を豊かにしたいなら、自分が変わるしかない。
そう思って生きてきました。
そして、これからも、そうやって生きていくでしょう。
だけど、過去の日本には、自分だけでなく、周りを変えようと、国のあり方を変えようと動いていた人たちがいた。
自分が精いっぱい生きていないとは思わない。
でも、それ以上に精いっぱい生きていた人たちがいたから、僕はこの時代を生きている。
その想いを忘れてはいけないんだと思う。
幕末の時代も、自由民権運動も、今世界に名を馳せる企業を築き上げた人たちも、第二次世界大戦の惨劇も、すべてはつながっていて、そして続いていくのだと。
「今という時代を精いっぱい生きねばな」
侍は今の時代でもまた生きる意味を見出した。
僕が生きる意味はなんだろうか。
それを考えると怖くなる。
でも、たまにはそんなことを考える日があってもいいじゃないか。
頭を悩ますということは、そこに成長があるのだから。なんて。
それではまた。
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子ども達の成長を見ること。
子ども達の為だけに生きているわけでもないけど、妻と共に彼らを見守ることが、今は一番大事に思う。
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誰かと共に生きていくことも生きがいと言っていいと思う。







