脳トレ ときどき 日常

頭の体操で脳の活性化を促します。たまに日常で感じたことも書きます。

オレは悪くない、悪いのは全部、全部あいつなんや

オレは悪くない、悪いのは全部あいつなんや

 

こないだ納品してもらった商品なんか調子がわるいんだけど、、、

ああ、それはあいつから盗んだやつなんですよ、あいつが悪いんですわ。

 

は?

 

こんばんは。

 

7月29日、ラオス南部で建設中のダムが決壊した大事故の被害状況が地元当局により修正されたと夕刊フジが伝えています。

 

死者9名

行方不明者130名以上

 

事故発生当時から報じられていたように、この大事故では6000人以上の人が家を失ったと言われています。

決壊したダムの建設工事は2012年に韓国のSK建設と韓国西部発電が共同で受注し、タイ政府系発電会社とラオス国営企業合弁会社を設立し、建設にあたっていました。

合弁会社というのは特定の目的の為に外国資本と自国資本が協力して出資し、設立するもので、国が発展する為には有力な手段とされています。

つまり、技術やノウハウを持った他国の有力企業を自国に招き、そのノウハウを学ぶ機会となります。

出資する外国企業はその国で他国に先駆けて進出することができたり、その土地の生産資源を有利に活用出来たりと、お互いにとってメリットが多くあります。

 

日本も1970年代、多くの合弁会社が設立され、経済成長の一端を担っていたようです。

なお、日本最初の合弁会社NECの名前でよく知られる「日本電気株式会社」です。

1899年7月17日に日本の実業家岩垂邦彦氏とアメリカのウェスタン・エレクトリック社が共同で出資した日米合弁会社NECです。

1899年と言えば、明治32年。100年以上歴史があるというのは素晴らしい事ですね。

よく言われる通り、日本の企業は古くから長く続いてきた会社が多くあります。

創業100年を超える老舗企業が日本国内には10万社以上あると言われています。

 

しかし、今回事故を起こした韓国では「三代続く店はない」と言われるほど企業の息が短いようです。

それは何故か。

その一因が今回のダム建設工事、および決壊事故に対する対応に現れているように感じます。

 

日本の大手建設会社の関係者によれば、今回のダム建設工事に関しては、日本企業も入札に参加していたとのことです。

しかし、工事は韓国のSK建設が受注しました。

 

「日本より格段に安くする。

 日本より短期で完成させる」

 

そう言って強引に受注したということです。

 

 

ラオス側は日本の入札金額や工期を韓国側に漏らしていたということでしょうか。

それとも日本の入札金額や工期は分からないままそう言っていた?

ちょっと経緯がオカシイような気もしますが、日本の建設会社の関係者の間では、

 

「絶対無理。手抜き工事になる」

 

と噂されていたそうです。

 

今回の大事故、韓国側は集中豪雨が原因だと主張しているというということですが、ラオス政府は手抜き工事が原因だと否定したということです。

また、海外メディアの報道の中でも人災であることは疑いの余地はないと報じられているということです。

そもそも普通に考えて予定していた工期を4か月も短縮できるなんてことはあり得ません。

天候、仕様変更、状況変化、トラブル対応、様々な要因により、普通は当初の計画より少しずつ遅れていきます。

それをなんとかオンタイムに乗せようと四苦八苦する。

それが普通です。

しかし、今回の工事ではそうではなかった。

4ヶ月も短縮された。

一部報道では、工期短縮の報奨金が支払われたという話も目にしました。

 

が、フタを開けてみれば、この大惨事。

手抜き工事をした韓国側には大きな責任があるとは思いますが、それを選んだラオス側にもまた責任があるでしょう。

 

安かろう悪かろう。

 

その授業料は想像を絶するものだと言わざるを得ませんが、、、

 

そして、ここにきて韓国のネット上でおかしな世論操作が始まっていると夕刊フジは報じています。

 

「工事で使った設計図は日本のものだ」

「決壊した部分は日本の業者が工事した」

「すべて日本が悪い」

 

呆れて物も言えません。

こんな言葉で操作できる世論なら小学生のお母さんネットワークの方がよっぽど複雑です。

だいたい韓国国内での世論を操作したところで、なんの解決にもならないのではないでしょうか。

どうせ操作するなら世界の世論を操作しないと。

まぁそう簡単に操れるものだとは思いませんけども、、、

 

なお、今回決壊したダムに日本の企業は一切関わっていないのは確かなようです。

欧米ではかなり大きく報道されているようですが、日本国内での報道は異様なほど少ないのも気に掛かります。

日本のマスコミはどこまで韓国に忖度を続けるのでしょうね、、、

 

手抜き、逃げ出し…ラオス・ダム決壊は韓国経済“破綻の引き金” 海外受注は激減濃厚 「日本より安く、短期で」と強引に…

 

とにかく今は、被害に合われたラオスの方々、また影響が出ているカンボジアの方々に一日も早い平穏が戻ることを願うばかりです。

 

それではまた。

 

 

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